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HTML実体参照変換とは?
HTML実体参照変換は、HTML特殊文字(例:<、>、&)を実体参照(例:<、>、&)に変換したり、その逆を行ったりするツールです。HTMLコードの安全な表示や編集に役立ちます。
主なHTML実体参照
- < (<): 「less than」を意味し、HTMLタグの開始記号です。
- > (>): 「greater than」を意味し、HTMLタグの終了記号です。
- & (&): アンパサンド記号で、実体参照の開始記号でもあります。
- " ("): ダブルクォート記号で、HTML属性値の区切りで使用されます。
- ' ('): シングルクォート記号で、HTML属性値の区切りで使用されます。
HTML実体参照変換の利用シーン
- Webサイト開発: HTMLコードをページ上に表示したい場合、タグとして解釈されないように変換します。
- ブログ・コンテンツ作成: コードサンプルや技術的な記事でHTMLコードを紹介する際に使用します。
- セキュリティ対策: ユーザー入力を処理する際、XSS(クロスサイトスクリプティング)攻撃を防ぐために使用します。
- XML処理: XMLデータの中で特殊文字を扱う場合、適切なエスケープ処理を行うために使用します。
- データベース登録: HTMLコードを含むデータをデータベースに登録する前にエスケープします。
エンコードとデコードの違い
- エンコード: 特殊文字を実体参照に変換し、HTMLで安全に表示できる形式にします。
- デコード: 実体参照を元の特殊文字に戻し、人間が読みやすい形式に変換します。
活用のポイント
- Webアプリケーション開発では、ユーザー入力のサニタイゼーションに必須の処理です
- HTMLコードを教材やドキュメントで紹介する際のフォーマッティングに活用できます
- CMSやブログシステムでコードを投稿する際の前処理として使用できます
- フォーム入力のバリデーションやセキュリティチェックの一環として重要です